最近ふつふつと涌いてくる疑問があるんです。映像にしても音声にしてもデジタルだと、いろいろなところでアラが出ているでしょ。デジタル化されたテレビなんてドットが荒くてものすごく画質が悪くて、結局ブラウン管で見たほうがよっぽど綺麗だったり。CCDって、レンズの後ろで光を感じて分析するやつがあるでしょ。そこからデジタルのデータに変換するプログラムの問題なんですね。
音の世界でも以前ね、この曲のテンポ遅いからちょっと早くしようって話しになって、昔だったらテープの回転をちょっと早くしてそれでレコーディングしていたけれどね。今はシステムがフルデジタルなのでアナログの時と同じように、たとえば8分の1速くしてレコーディングしても普通に再生したら元の速さに戻っているなんてことがあるんですよ。だからわざわざ別のコンピュータ持ってきて、全部アナログに録り直したりするのですごく段取りが悪いんですよ。何のためのデジタル化なのか疑問ですよね。
プロの仕事しているとアナログって偉大だなっていう瞬間がよくありますね。デジタルで音をコピーするときって、このデータはここ、あのデータはここ、ていう同期をきっちりとっていかないと絶対ノイズが出ちゃうんですよ。それをやらなくていいじゃないですか、アナログって。単にダーーーーって流れるだけなんで(笑)それで例えばサンプリングの周波数とか何も気にしなくていいでしょ。だからアナログはとても偉大。絶対に無くならないと思うね。
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