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文・写真  勝部江里

森の中のYUKI&ERIC邸
「友人YUKIの家を訪ねる」

パリ北駅からTGVで50分。小さな素朴な駅に可愛いBABYと一緒にYUKIは迎えに来てくれていた。
YUKI
のどかな田舎道を20分程ドライブして行くと広大な森が現れてきた。 鳥の鳴き声と草木と風のハーモニー。門をくぐった途端、タイムスリップしてしまった。

YUKIは国際線のスチュワーデスとして12年間世界各国を飛び巡り、又、プライベートもアクティブな性格で 友人も多く、いつもスケジュールはいっぱい。時間を上手にこなす印象が私には強かった。

自宅のワインセラー 

5年前YUKIは運命的な出会いをした。
相手は有名なミュージシャン、「DEEP FOREST」のエリックさん。休みを取ってはパリと日本を行き来していた。 そして1年後、愛する人の元に渡仏してしまった。もう日本に帰ってこないのかしら?そんな気がしてならなかった。

憧れのパリでの生活。
そして、BABYができた。最愛のエリックはYUKIと産まれてくる子供の為にも、仕事の為にも、全てにおいて環境の良い生活の場を探し求めていた。
生まれ育った北フランスに理想の環境があった。都会の喧騒から離れフレッシュな空気や緑に囲まれ自然と共に生きている姿がそこにあった。


YUKIとご主人エリックにアンジェと筆者

庭でアペリティフ
「ナチュラルなYUKIの生活」

その日のランチは庭に運ばれた。 色とりどりの野菜は庭で育ったものばかり。
“ねえ、YUKI。エコロジーやスローフードを意識してるの?” すると、

“特別な事は何もしていないわ。ただ、庭にある野菜園や果物の木に囲まれていると自然な組み合わせでテーブルに並んでしまうの。 自分で何でも作ってみることが、とても自然で気持ちがいいのよ。”と。ゆとりが感じられた。
ハリネズミ君に興味津々のアンジェ
 

裏庭の農園入口
今のYUKIにとって大事な生活環境は、「家族が生き生き出来て、 息子が大人になった時に安全で人々が生活しやすい社会、地球であって欲しい。」常に笑顔と発想が生まれることが大切と考えているようだ。 スローライフをおくる事によって眠っていた五感が呼び覚まされ、その五感がどんどん元気になっていく。 「あらゆる事の良し悪しが自分の中で明白になっていくので、迷いのない人生がおくれてとてもいいの!」とYUKIは話してくれた。

東京やパリにいる時よりも生き生きしているように感じた。自然体でいられる環境というのは何とも人間を美しくし、本来誰もが持ち得ている素なるものを自分自信で新たに再確認できる,すばらしいことだと思った。
エリックのプライベート天文台
「ERICの天文台」
今は世界中何処にいてもスピーディな交信ができるが、生活している場は違っても、時差はあっても、はるか遠い昔に放たれた星からの光を見て、人は何を思うのか?

広大な敷地内にはエリックの天文台があった。小さなレンズから計りきれない幾千もの星を見ていると、人生何年過ごせるか分からないけれど、あくせくした時間に追われた日常生活は無縁の世界。決して追いつく範囲ではないのだから。
自宅スタジオの窓からの緑
朝になれば太陽が顔を見せ、夜になれば又星に会える。考える時間はたくさん。これからの人生、のんびりゆとりを持ちながら生きて行きたいと思った。

ERICは夢のあるサイトを公開している。(フランス語のみなのが残念!)
天体の動きと共に、我が地球を見つめ直せるかもしれない。
http://www.astrosurf.com/ericmouquet

ERICは最愛のYUKIとアンジェと共に、まさにDEEP FORESTの中から音を生み出している。
DEEP FORESTの中に自宅があり天文台があり、野菜園もダイニングも。
そして仕事場があるのです。
都会の一室のスタジオではなくて、このような環境から生まれる音樂は、心を癒し自然のパワーを与えてくれる。
何かがまた自分の中で見つかるかもしれない。
彼の音楽はそう感じさせてくれる。
最近陶芸を始めたのよ。土をこねると、自然に帰っていくような気がするの。すべて自分で作ってみたい!と話していたYUKI。本当に瞳が輝いていた。
 
DEEP FORESTの中で生活しているFAMILYに会え本当に心が休まる旅だった。
また、会いに来るね。新たな発見を求めて・・・。

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