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沖縄は本土に負けず劣らず歴史的な地である。琉球王国があったのだから。
琉球王朝時代から首里城近辺には本物の食があった。
今でも、そこには100年以上変わることのない製法を守り、伝統の味を守り続けている人々がいる。

王朝の味が今でも生きている「とびきりの2軒!」

5代目が頑張る味噌・醤油


はるか130年程前から琉球王家御用達として、質の高い体にやさしい味噌と醤油を作り続けてきた“まるたま味噌醤油”。趣のある素朴な小さな工場が首里城のそばにある。
沖縄の気候風土は通年で味噌作りができ、発酵食品を作るのにとても適しているそうだ。



食品添加物、科学調味料は一切使用していない。天然のシママース(粗塩)と丸大豆を合わせ昔ながらの天然醸造で時間をかけて、じっくりと時を待つという。
生き物のである味噌や醤油は、その日の天候や気温、湿度により大きく変化してしまうと聞き、まさにスローフードだなぁと感動してしまう。
職人さんの長年の経験とカンで育てているのだ。機械化によって大量生産された味噌には
決してまねる事ができない、うまみと風味が“まるたま”にはある。
実は私は20年前から、“まるたま”の味噌が欠かせなくなっている。手作りの暖かさが体になじんでしまったようだ。

日本の食卓には欠かせない、味噌汁。毎日の楽しみの一つである、一杯の味噌汁。
私たちにとってかけがえのない、こだわりの一品である。


おばあちゃんの饅頭

もう一件は坂を下ると途中でふらっと立ち寄ってしまう首里の名物“山城(やまぐすく)まんじゅう”。
ここはもっと古くて160年間同じお饅頭を作っている。
粒アンを小麦粉で包み月桃の葉で香り付けしたお饅頭。一種類のみ。店内で一個から食べられるのだが、なんとも言えない素朴さと共にホットする店である。

那覇の公設市場


そこは何処よりも沖縄を感じた・・・

私の旅のテーマは“マルシェに行こう!”、世界中のマルシェに足を運んでいるが、ここ沖縄の公設市場は、今まで見たこともなかった珍しい食材が豊富に並んでいる。
息を飲むようなあでやかなブルーの魚が食用と聞いて驚いた。天然の海ぶどうの粒の大きなこと、一粒一粒、音がするくらい食感が全然違う。


しょうがと思いきや、春ウコンだった。中が真黄色。天然はすごい。そう言えばウコンで染色をすると姉が話していたことを思い出した。錠剤や粉末ばかり見ていたので、正直私はウコンの本来の姿を知らなかった。しかもとても水分が多くて驚いた。

また沖縄の太陽の恵みをふんだんに受けた果物の豊富さ。毎年必ずマンゴの時期に沖縄まで行って贈り物にする知人もいる。とにかく美味しい。
シークワーサーなども沖縄の名品。名前はだいたい方言が由来になっている事が多いようだが、シー(すっぱい)クワーサー(食べさせる)その名の通りレモンとは又違った酸味の持ち主だ。皮が青い時期に取ると酸味が強く薬味として風味を引き締める効果が出る。黄色に熟すと甘味がでてみかんのように食べたりドリンクにしたり。我が家では酢味噌やポン酢に加えたりしますが、とても美味。

島ラッキョウは細長くて辛味がある。東京ではまだあまりないので必ず買って帰る。浅漬けにしてかつおぶしをかけて。シンプルな食べ方が一番良い。
ジマミー豆腐。これはピーナツ豆腐。まったりとした食感を楽しむ。
なかなか本土には、いや、世界中さがしてこう言った食材はあまりないと思う。

ここの市場の楽しい所は1階で買った食材を2階で食べさせてくれる事。新鮮な食材はその場で食す。コレは基本中の基本。毎日行きたくなってしまう、世界の中でも指折りの楽しい市場。


日本一長寿の王国、沖縄。それはどの食材取ってもミネラル分豊富な自然なもの、食すれば食するほど体がキレイになる食材で溢れている沖縄。
目でみて、香りも楽しんで味わって、五感を使って栄養を摂るとこが私たちにとってとても大切な事を教えてくれる。ゆっくり時間を見つけて日本の南国沖縄に食を捜しに出かけてみませんか?

地元VIPのO氏が教えてくれた 2軒


市場のそばに有るスローな中国茶屋、茶房「華」(はな)

東京では近年中国茶の店が増えたが、本土より大陸に近く、文化や食も近いものがある沖縄で本格的な中国の健康茶をゆったりと楽しめる店なのだ。
Galleryも併設されていて沖縄文化に触れ、さらに中国雑貨がたくさん並んでいるので本当に楽しめる。
お茶受けに沖縄ならではのドライフルーツが添えられてくる。80歳になるオーナーのお母様手作りのおはぎはなんと3個で200円。花茶などは見ているだけで幸せな気分になれる。お茶の種類によっては八煎も飲めるものもある。血圧を下げるお茶、ビタミン豊富など、店の方が親切に教えてくれる。市場で楽しんだ後、一杯のお茶でさらに楽しみができるのだ。

「華」電話:098-861-4363


那覇松山にある沖縄小料理「栄」

那覇滞在最終の晩餐は沖縄の名士であられるO氏のご案内で那覇一番の歓楽街松山にある料理自慢のママが作る高級家庭料理「栄」に連れて行って頂いた、そこは数ある沖縄料理の居酒屋さんとは一味違う上品な沖縄懐石とも言える素晴らしいものでした。

沖縄食紀行の〆にふさわしい満足感! 次の沖縄那覇滞在の時には再度伺いたいと思っています。Oさん有難う御座いました。





<片山 恵利 プロフィール>
東京都出身、S女子大学文学部卒業、大手航空会社国際線客室乗務員12年。
1年6ヶ月の伊・仏滞在中に「世界のブランド事情」「フッション・グルメ・エステのクチコミレポート」等の執筆を雑誌・携帯オフィシャルサイトに連載。
作るしあわせ・食べるしあわせ料理教室「スタジオ・クチーナ・エリカ」主宰







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